『鬼滅の刃』賛否両論ある最終回が結構好きという話

どうも。「『鬼滅』のアニメ2期まだかな〜」なんて思いながら寝る前に漫画21巻あたりを何気なく手に取り、結局最後まで読んで寝不足になった阿呆です。

 

そういえば『鬼滅の刃』最終回の現代を描いたところ、めっちゃ賛否両論ありましたよね。

 

私はジャンプを購読してないので、当時は最終巻を待ってる間に「ラストで現代!?」といったネタバレを見て爆死した記憶が鮮明に残っています。(ネタバレするならちゃんと書いてほしい絶対許さん)

 

最終巻が出る頃には、否定的な意見が多いことも知った上で読みました。

 

でも、私はあのラスト結構好きなんですよね。

「センスないわ〜」とか「やべぇ奴」と言われたとしても…!

 

作者・吾峠呼世晴先生のキャラクターたちへの愛が詰まってる気がするんです。

 

最終回に作者の愛と優しさを感じる

炭治郎やカナヲ、善逸に禰󠄀豆子、伊之助にアオイ…壮絶な戦いで生き残ったみんなの子孫や、転生(したっぽい)キャラクターたちが現代で幸せに生きる姿を描いた現代パート。

 

「いらんねん、それ」という意見が多かったような記憶があるんですが…確かにわざわざ描かなくても、十分素晴らしい終わり方でしたよね。

それはわかる。すんごくわかる。

 

無惨を倒して生き残った人たちは、平和な世界でそれぞれの人生を歩んでいったんやろうなぁ…なんて十分に想像できます。

 

が、当然そこには、鬼との戦いで命を落とした人たちはいないんですよね。

たとえ無惨との戦いのその後をファンが想像しても、作者が描いたとしても、そこに彼らは絶対いません。

 

自分以外の誰かのために、平和な未来のために戦って散っていった彼らの幸せな姿は絶対に見られないんですよ。

仕方がないとはいえ、やっぱり切ない。

 

連載スタートしてからシリアスかつ過酷な展開が続いたことを考えると、作者として、愛すべきキャラクターたちみんなの幸せな姿を描いてあげたいと思ってもおかしくないのでは、と。

 

さすがに、命を落としたキャラクターたちを復活させるわけにはいかないじゃないですか。

それこそ酷評の嵐になったんちゃうかと思います(笑)

 

でも現代の「もしも…」な描写があることによって、メインストーリーに矛盾することなく、生き返ったなんて無理な設定もなしに、活躍してきたキャラクターたちの願いが叶ったわけです。(本人ではないけど、擬似的にというか。)

 

炭治郎の子孫・炭彦に「死んでしまった人たちはどうなるの?」と聞かれたおばあちゃんが、「きっと生まれ変わって大好きな人と暮らしてる」と答えています。

 

炭彦はそれを信じていない兄に向かって、こんなふうに声をかけました。

またどこかで生まれ変わって幸せに暮らしているかもって思うと

悲しいのと寂しいのが少しだけ柔らかくなって

安心するねって

(出典:吾峠呼世晴鬼滅の刃』23巻)

 

なんかこれ、まさしくそうやなって思いませんか。

 

命を落としたキャラクターたちは生き返りません。

けど子孫がいたり、生まれ変わったりしてるかもって思うと、「きっとみんなどこかで幸せになれたよね」ってほっこりするというか。

 

善逸の子孫・善照も「輪廻転生を信じている、みんな生まれ変わって幸せに生きてる」なんてことを言ってましたね。

 

作者の吾峠呼世晴先生は、命懸けで未来へと想いを託し繋いでくれたキャラクターたちの「平和な世界で幸せに過ごす姿」も描いてあげたかったんじゃないでしょうか。

描かなくてもいいとわかっていても。

 

物語として美しく終わるのは大事かもしれません。

でも作者の愛とか優しさが詰まってるように感じて、やっぱり私はあのラスト好きやなと思いました。

 

 

あ、あと、やっぱり罪を犯した鬼たちが幸せに生きる描写はなかったわけですが、

鬼も今度生まれてくるときは鬼にならずにいられたらいいな

時間がかかっちゃうかな

いつかきっと神さまは鬼を許してくれるよね

(出典:吾峠呼世晴鬼滅の刃』23巻)

 

って炭彦が思ってるあたり、優しい炭治郎を彷彿とさせますよね。

 

不可抗力とはいえ、たくさんの命を奪った鬼が簡単に幸せを手に入れることはできないかもしれません。

人間のときからクソやった鬼もいますし。(言い方よ)

 

けど、ほんまにほんまに理不尽に苦しめられた鬼もいます。

もしかしたら遠い未来で、人として生きることができる日が来るんかもしれませんね。

 

わかりませんけど。

 

にしても、最初は「癖強いな〜」と思ってたはずが、最後にはめっちゃ好きになってしまうキャラクターだらけでした。

もはやなんでもいいからみんな幸せであってくれ!という気持ちでいっぱいです。(なげやりやな)

 

久々に読んだけど、優しいラストやなと思ったことを寝不足テンションに任せて書いてみました。

 

そいじゃ!

 

 

鬼滅の刃』といえば映画観て感動してこんなんも書いてますのでよかったら…。

nana-korogari.hatenablog.jp